ケアマネの年収相場と年収を上げる10つの方法
ケアマネ試験を目指そうというように考えたときにケアマネの年収相場は非常に気になるものです。
ケアマネというのは
どの施設に勤務するのか?
その事業所の経営状況
基礎資格は医療系か介護系か?
ケアマネをする地域
その人のケアマネとしての付加価値
といったところで相当な年収の開きが出てきます。
そのためあまり資格を取る前にケアマネの年収相場を気にしても意外と意味のないことが多いわけですが、むしろケアマネになった後にどのようにして年収を上げていくのかというところを考えていくほうが良いと思います。
ケアマネの基礎資格に見る年収相場
まずケアマネとしての年収相場で影響してくるのが基礎資格です。
社会福祉士、介護福祉士、看護師などが多いわけですが、
基礎資格が医療系 年収350~400万
基礎資格が介護系 年収300~350万
というのがケアマネとしての年収相場といって良いです。
ケアマネの施設ごとの年収相場
またケアマネに限らず所属する施設によっても年収は変わります。
地域包括 年収350~360万
有料老人ホーム 年収350万
グループホーム 年収330万
居宅介護施設 年収300万
というようになっていて、極端にいえばケアマネとしてのスキルや経験がまったく同じでも違う種類の施設に変わるだけで年収が変わってくることはあります。
施設の種類とともに冒頭にもいいましたようにその施設の経営状態も非常にケアマネの年収に大きく影響してきます。
基本的には
大手
集客のうまいところ
経営者が自分だけ稼ごうとしていないところ
は年収が高い傾向にあるといって良いです。
ケアマネの年収相場の他の職種との比較
介護系、医療系の中でケアマネの年収相場はどのように位置するのかについてですが、
看護師 年収450万
療法士 年収420万
ケアマネ 年収340万
介護職 年収320万
ケアマネ試験というのは別のページにも紹介しましたように資格の中では比較的合格しやすいものですが、年収で見れば上のように看護師、療法士の次に位置しています。
また後述しますようにケアマネというのは自分次第で年収を上げていく余地が大きいのもメリットといえます。
ケアマネの年収相場と今後の将来性
ケアマネは飽和しているという意見もありますが、団塊の世代は今後75歳などになってくるわけです。
団塊の世代は自宅で介護を受けたいという潜在的なニーズが強いといわれていますが、この傾向からいきますとケアマネは今よりもニーズは活躍のフィールドは今後広がるといって良いです。
ただ後述しますようにケアマネというのは求められる知識も広がる傾向にあるので、医療系の知識をつけるなど付加価値をつけていかないとケアマネとして選ばれないようになる可能性もあります。
ケアマネの年収を上げる付加価値と方法
ケアマネ資格を目指す人、あるいはすでにケアマネをしている人は勘違いをしている人が非常に多いのですが、ケアマネといった資格で年収が上がるわけではありません。
ケアマネ以外に何ができて、どの程度施設に貢献できるのかということが年収に直結してくるわけです。
これは行政書士、社会保険労務士など他の資格でも同じことです。
今は弁護士資格でも取るだけで食べられる時代ではありませんので、取得後の自己研鑽をしなければいけません。
人的ネットワークが広く、かつ強く持てている
他のケアマネへの管理能力がある
ケアプランの作成ができる
介護技術の知識がある
医療知識がある
成年後見制度、介護保険の知識がある
パソコンスキルがある
人事労務知識がある
ケアマネ資格取得後にこのようなスキルを習得していく必要があります。
ネットでもケアマネで年収が上がらないという意見はありますが、多くの場合にはただのケアマネであることが原因です。
施設からすればケアマネ草創期とは違ってただのケアマネは飽和しているので、上のような施設がほしがるケアマネとしてスキルを持たなければいけません。
上のようなスキルが1つでもあればケアマネとしての年収相場を超えることもありえますし、複数持っていると年収600、800万という人もいることを私は知っています。
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